WallMの継続ブログ

大学生がお酒や趣味について語ります。 アウトプットと継続を磨くために頑張ります。

才能と努力どっちが大切?

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こんばんは。今日はGritやり抜く力という本の中の面白いデータを紹介したいと思います。

 

アメリカである研究がされました。

「成功するためには努力と才能どちらが大切だと思いますか?」という質問に対しアメリカ人は「努力」と答える人が才能と答える人の2倍いた。

同様の質問をスポーツにおけるものとして聞いた場合でも同じような結果が出る。

また「新しく従業員を採用する際に、知的能力が高い人か勤勉な人かどちらを雇いますか」この答えも勤勉な人と答える人が5倍近くいた。ではプロの音楽家の場合はどうだろう。

彼らも同様に「生まれながらの才能」よりも「熱心に練習すること」のほうが重要だと一様に回答した。

一方でこんな研究も同時に行った。

プロの音楽家に実力の近い二人のピアニストのプロフィールを紹介し、それぞれの演奏を録音したものを聞き比べた。しかし実際にはある一人のピアニストが同じ曲の別の部分を演奏している。二人のプロフィールの紹介の仕方は

「才能豊かで幼少期から天賦の才を発揮した」とある一方、

もう一人は「努力家で、幼少期から熱心に練習し粘り強さを示した」とあった。

するとこの実験では音楽家たちは「天賦の才」に恵まれたピアニストのほうがプロの演奏家として成功する確率が高いと評価したのだ。

 

面白くないですか?重要だと言っていることと、心の中で最も重要だと思っていることは、実際には異なるのです。

この本では努力の重要性が、経験談やモチベーションや目的などの観点からわかりやすく書かれていて、頭では理解することができました。しかしやはり心のバイアスがかかっているということを示す面白い研究について書いてくれていました。

僕も同じように勉強しても呑み込みが早い友達を見ると自分とは次元が違うと思い込んでしまいます。才能を理由にすると“ラク”なんですよね。引け目を感じなくて済みます。いくら努力が大切だといっても心では理解できない。

そんなことない、本当に努力は大切なんだと別の章で書かれていたため明日書きます。

時間ギリギリのアップ間に合うかなー。